4月26日木曜日、白内障の手術日でした。
午後12時くらいに眼科外来に集合し手術前の準備をする。
術後、すぐ帰宅できる日帰り手術だ。
しばらく経って呼ばれ処置室に入り散瞳させる点眼をする。
それは自分で点眼をする。これから術後、一日4回3種類の点眼を続けなければならないので、
その予備訓練みたいなものだ。
看護師がきちんと点眼できるか、確認する。
1時から2時まで3種類の点眼薬を15分おきに点眼する。
それらをしながら売店へ行ってパンを買い、昼食をとった。
眼科へ戻ると3時に手術室へ行きますから、といわれ緊張して待つ。
さすが、高齢化社会でこの日はほかに3人の白内障患者が手術する。
女性ふたりと男性ふたり。
看護師を先頭にゾロゾロと手術室へ。
それぞれ術着に着替え待ち合いの長椅子に座って待つ。
ここでも点眼が続く。
一番、左の端の女性が呼ばれた。
あれ?この順番でいくと、もしかして俺が最後か?
案の定、最後になりやっと呼ばれたのはもう5時に近かった。
手術台に横になり、モニターをつける。
目をグルグリと消毒し青い布をかぶされる。
左目はカバーをつけられまぶたも固定されぴくりとも動かない。
そこへ豪雨のように水が注がれる。じゃぶじゃぶゴシゴシと容赦なく目の玉を洗われる。
真上にライトがあり左側に執刀医。頭の方に指導医らしき声が聞こえる。
白内障の手術
まず、水晶体にレーザーで切れ目を入れる。
この中には水が入っていてその水が蛋白物質で濁ってきて霞がかかる状態が白内障だ。
この水を全部抜き、空になった袋を綺麗に洗い、レンズを挿入し固定する。
というのがこの手術の内容。
入れるのはあっという間だったが、とにかく水が注がれる。
常に目の前は水中にいるように見える。ライトも医師も水の向こうに漂って見える。
それが、レンズが入って位置をあわしピントが眼前のライトに合った瞬間、
ライトの形がくっきりと浮かび上がり、光が周りに輪を描くように広がる。
いつの間にか水もなく、左の医師の姿も視界の隅で捉えることができた。
白内障の手術は痛みは全くないが、やはり気持ちのいいものではない。
目をレーザーや鉗子が行き交うので緊張し微動だにできない。
緊張して筋肉がこわばり終わったあともしばらく動けなかったほどだ。
翌日までガーゼを張り眼帯で覆い固めで過ごした。
次の日、9時に眼科へ行き眼帯を外し視力検査をし診察を受けた。
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