過去にも6時間透析をしたことがある。
高校時代のこと。77年から80年くらいまでだったかな。
クラブが終わってから、そのまま病院へ行く。
透析に必要なタオルやイヤホーン、パジャマなどはロッカーに置きっぱなしだ。
午後5時ぎりぎりに入って透析を開始する。
その頃は透析食も治療食として保険扱いだった。
この準夜帯の透析は一番楽しい。
5時から始まって、夕食を頂き、テレビを見ていれば時間などあっという間に
過ぎていく。
午後11時過ぎ、透析終了。
その後、今ならありえないかもしれないが、病院の配慮で、
僕は病棟へ行って一晩泊めてもらっていた。
この病院は盛り場の真ん中にあり、高校の制服を着てうろうろするべきでない、
ということで病室にいつも空きベッドを手配してくれていた。
深夜のナースステーションに行き「今夜はどこ?」
すげなく「○○号室」というナースもいれば、
懐中電灯を持ってベッドまで案内してくれるナースもいた。
そして夜が明けると、また、透析まで上がっていき深夜透析明けの患者さんと
また、朝ごはんをいただく。この頃の透析食は旨くて豪華だった。
食事が終わるとまた、学ランに着替え高校へ登校。やっと家に帰る。
次の日はまた、透析で病院に泊まる。
一週間はその繰り返しだった。
アレから31年、また6時間透析が始まる。
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