転院して6時間透析をしてはどうか、という医師の提案に、
僕は迷った。
ここ五年、足が悪くなり介護タクシーで送迎をしてもらっている。
最近こそ、電動車いすを導入して一人でも電車に乗れるよう訓練はつんできた。
しかし、週3回の通院。しかも夜8時過ぎの帰宅というのはどうだろうか、と。
だが、6時間on lineHDFという千載一遇のチャンスが目の前にある。
僕は決心し、車椅子での自力通院してでも、6時間透析を受ける。と主治医に告げた。
すると主治医はまたまた、提案してきた。
「それではですね。ここで6時間透析しましょう。時間は8:45~14:45でどうですか。
この時間なら今までどうり送迎も受けられるでしょう。」
自力で通院することを覚悟していた僕は肩透かしをくらったようで、ありゃ?となった。
「え?いいんですか?ここで。」
主治医は
「ちょうど、この後の患者さんがあいたから、大丈夫だ。」
神戸で5時間透析をして帰り、その次の透析から4.5時間になり、
今度は11月21日、月から6時間透析をすることになった。
1ヶ月前までは思いもかけなかった長時間透析ができることになった。
あの富士を見た時、何かいい事ありそうだと手を合わせたのはこの事だったか、
と改めて思った。
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