2011年12月29日木曜日

2011年まとめ

平成23年(2011)もあと、2日を残すのみとなりました。
昭和44年(1969)9月27日に腹膜透析を開始して42年と3ヶ月が過ぎました。
今年は日本が大変なことになりましたが、一年を無事に終えられることを感謝します。

一年の終わりに付き、2011年をまとめて見ました。

3.11 15時頃、透析から帰って撮影。


なんといっても今年は3.11東日本大震災、それに続く津波、福島第一原発事故。
未曾有の危機となりました。
自衛隊、消防隊、米軍、各国の救助隊、たくさんの力が東北に結集しました。
透析患者は避難所にとどまるもの、いち早く艦船で北海道に避難するもの、親戚を頼って脱出するものなど運命は別れましたが、幸い、透析中に命を落とすなどの直接の被害はなかったそうです。

津波がたくさんの命を奪いましたが、きっと、近いうちに復興を遂げてくれるでしょう。

地震直後の日本の人々の冷静な行動などが世界的に注目され賛辞されましたが、
その後の原発事故の東電や政府の対応や報道の力のなさ、国民への情報の少なさが、
今度は批判の対象になりました。

水素爆発


今後はしっかりと事故調査を進め、責任の所在を明らかにして欲しいものです。
何十年何百年かかるかわからない原発の処理問題が国民の肩にかかってくるのですから・・・

その影に隠れて今年は国際的にSNSによるアラブ各国の革命がありました。
チュニジア、エジプト、リビア、イエメン、などで政権が民衆の力により打倒されました。

アラブの春



また、洪水の多い年でもありました。
オーストラリア、ブラジル、タイなどでたくさんの被害が出ました。

5月、パキスタンでアルカイダ指導者ウサマ・ビンラディンが米軍によって殺害される。
これにより米軍はアフガニスタンから撤退し戦争の終結となる。

夏には東日本で本格的な節電が始まる。
猛暑にもかかわらず、国民の節電意欲が高まり、大規模な停電は免れた。


8月には菅首相の退陣表明に伴い、民主党の代表選が行われ、野田佳彦が
第95代内閣総理大臣に選出された。

第95代総理大臣 野田佳彦


11月、欧州財政危機、イタリア、ギリシャなどで国債が暴落。ユーロ危機となり円高加速。



総じて今年は災害や財政危機。不況と全く不安定な年でしたね。
アラブ諸国の独裁政権は倒されたものの軍事政権は変わらず人民への暴力は、
次の政権に引き継がれているようですし、アラブの春はまだ遠いのでしょうか?

日本は12月に入り野田首相が福島第一原発の冷温停止を発表、事故収束を宣言しましたが、
冷温停止=事故収束とは言えない、と発言を撤回。
政府の事故の重大さに対する認識の甘さを見せつけた。



私、個人の2011年は二度のシャント手術PTA手術とその縫合部分のデブリ手術など、
外科的な手術は多かったものの透析は6時間透析に変更するなど、
体調的には入院もなく平穏に過ごせた一年でありました。

来年はさて、どんな年になりますか、どんな年であっても希望を失わず、
元気に明るく過ごしたいと思っております。

皆様も良い年をお迎え下さい。

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